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David Brown Automotive社 第2弾を発表!

2014年にアストンマーティンを思わせる超高級クーペ「スピードバック GT」を発表した、
イギリスのDavid Brown Automotive社が、第2弾となる新モデルの計画を発表しました。

その名も「MINI リマスタード」

前回の「スピードバック GT」に続き、「プロジェクト2」と呼ばれる新モデルとして、今回生まれ変わるのは「クラシックMINI」。

外見はまさにMINIそのものであるものの、ボディパネルとシャシーは新たに製作され、さらにパネルの接合部がなくなった、
オリジナルのクラシックMINIより滑らかな仕上げとなっているそうです。

テールランプはオリジナルと異なり、丸型で、すべてLED。
レトロなドアミラーに仕込まれたウインカーもLED。
ちなみにホイールは12インチと、オリジナルの10インチよりも大きくなっています。

レザーがふんだんに使用されたインテリアはハンドメイドで、Apple CarPlayやAndroid Auto対応のインフォテインメント・システムも搭載した
パイオニア製のタッチスクリーンを装備。
ダッシュボードは独自デザインで、クラシックMINIや現行のBMW製MINIというよりは、レトロな日本車に少し似てますね。
エアコンは標準装備、パワーステアリングもオプションで装着できるとか。

レトロなデザインに、装備はハイテク。
現代に生まれ変わったクラシックMINIといったところです。

ドライブトレインはオリジナル同様、4速ギアボックスを組み合わせた信頼できる1,275ccエンジン。
どちらも中古をリビルドしたものだが、多数の新品パーツが組み込まれています。
最高出力78hp/5,700rpm、最大トルク12.5kgm/3,900rpmを発生し、最高速度145km/h、0-100km/h加速11.7秒で、
MINIとしては十分な速さ。1,3000ccに排気量を拡大した98hpのエンジンもオプションとしてご用意。

生産台数は年間100台〜200台予定で、イギリスのシルバーストーンにある同社の新本社で、
職人の手によって約1,000時間以上を費やして1台ずつ完成されるという。ボディ・カラーは全13色。
ルーフは同色以外に白または黒も選択可能。インテリアも6色からレザーを選ぶことができ、自分好みのカラーにカスタマイズできます。

気になるお値段は、5万ポンド(約690万円)からスタート。オプションを追加していくと7万ポンド(約960万円)。
MINIにしては少しお高めですが、ジャガー「XKR」がベースとなったスピードバック GTの49万5,000ポンド(約6,800万円)に比べればお買い得と言えないこともないのではないでしょうか。
スピードバック GTは2年の間にわずか11台しか生産されていませんが、今回のMINIはもう少し注文が入ることが期待されますね。

MINI リマスタードは、4月20 日からモナコで開催されるモーターショー「Top Marques Monaco」で初公開予定。

デビッド・ブラウン・オートモーティブ
http://www.davidbrownautomotive.com

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